工藤艇について

京大ボート部の皆さん、OB各位。

秋季レガッタの活躍おめでとう。勝ち癖を覚えるのは大事なことです。

ところでW1Xの原さんが工藤4に乗艇されて優勝されたことで、小生だけでなく
「鶴見川で漕ぐ会」創設時の老マスターズ・ローワーが喜んでいると思います。

工藤忠君(S37年卒)は漕艇技術革新論者で、研究熱心でした。現在のような市販
の漕力測定器の無い時代に、「京大式漕力計の開発」に取り組んでいました。

百年史下巻の編集者であった小生は、未完成ではあったが、開発途上の工藤論文
を、後世に残すべく下巻第2部第2章第5節「京大式漕力計の開発」(P494)
に掲載しました。

工藤君はなくなられた時、「エイトの強化にはスカルが必要」との信念で、数艇
のスカルを寄贈されました。今回の工藤4はその一つです。

この機会に、合宿所にある下巻を披いて、未完成だった工藤論文に目を通してく
れると、故人は「スカルを寄付してよかった!」と喜ぶことでしょう。

原さん、P494 難しい理論ですが、パラパラと目を通してください。

大杉耕一 (鶴見川で漕ぐ会舵手、百年史下巻編集者)